ダダ滑りの余興
はい。こんばんわ。「こんばんは」を「こんばんわ」ってやる系男子です。
今日は磐田のことは書きません。磐田を求めているならそっと閉じてほしい。
今日はルヴァンの川崎vs鹿島を見てきました。その感想を書いていきたいと思います。
決して良くはない常勝軍団 自ら熱を奪った川崎
この試合を見るにあたって、磐田を見てる僕からすれば「酷いって言うけどこれくらいなら」ていう気持ちでした。修正できる酷さというか、メンツがそろってない酷さというか。メンツがそろってても酷い磐田よりはいいでしょ?っていう気持ちでいました。
ふたを開けてみるとまぁ川崎さんは点を取りに行くクオリティではないことがはっきりと見えてくる。
たしかにレオシルバはスーパーだった。守田と大島は川崎にいなかった。それを差し引いても川崎にはビジョンどころか目の前の味方すら見えていなかった。
知念はほんとにフィジカルを買われて出ているのだろうか。ゲームメイクが実はものすごく上手なのだろうか。外に流れたり、バイタル手前で受けたりしたところでなんのアイデアもないように思えた。
赤崎、鈴木雄斗。走っていたとは思う。それは効果的だったか?どうしたいんだ?どこで受けたいのかわからない。
奈良、鈴木優磨にいいようにやられて挑発にも乗ったね。それでいいんか?
各選手に言いたいことはある。
でもまず川崎の問題点は
・パススピードの低下
・ポジション取りの遅さと違和感のある低さ
・鹿島の熱量に合わせてしまった。自分たちで熱量を上げきれなかった
一つ目に関してはメンツが変わったこともあり、仕方のない部分ではある。そこから二つ目の問題点も出てしまう。仕方ないといえば仕方ないのかもしれない。
問題は三つ目である。精神論の話はしたくないが「勢い」というものは必ずある。一点目とられた後、二点目とられた後。自分たちでどうにかしようというものが感じられなかった。鬼木さんも含めて。
あの試合をされてタイトルを狙ってるとは到底思えない。言い訳を考えてるのかなっていうくらいなにもしなかった指揮官。正直がっかりしました。
じゃあ鹿島がよかったのか?と言われると正直微妙ではある。レオの出来が良かったこと。町田犬飼がラインを我慢して上げ続けたこと。チャンスを決めきったこと。鹿島の良さと弱点の修正力はお見事だった。
ただそれ以上に川崎の精度が悪すぎたのだ。
磐田よりも個々の耐久力はない。それなのに殴られ続けるということは決まりごとがないのが明確に見えてしまった。
攻撃も中村憲剛の独創性に任せっぱなし。やってることがまるで磐田だった。
シルバーコレクターどころか、今後の上位進出に黄色信号がともってしまったなと強く感じた試合でした
憲剛はいずれどこかのタイミングでいなくなる。そのときに川崎に何が残るのか。ここで違和感を感じないとまずいのではないか。
他サポが感じた川崎の現状でした。