ムチェルの塩釜焼き

不真面目に真面目で時に気まぐれ

ひらめく子供と硬すぎる大人

はいはいどもども。


今回は真面目なタイトルアンド真面目な話。


今10代の男性サポーターの7割8割はきっと小さい頃にサッカーをやってきたと思います。


今日はそんなサッカークラブでのお話


僕自身5年生くらいまでフォワードやってたんですよ。


ただオフサイドがなにかわかってない、ポストプレーはしない。けどやたらシュートがうまいっていうフォワード(コーチ談)だったんです。


そんな僕は5年生途中から3バックの右にコンバートされました。いわゆる祥平(ง ˘ω˘ )วポジション。


やってた当時は「後ろには誰もいない」「ミスしちゃいけない」っていう意識がすごく強かった。


それでもその頃から磐田を見てて、センターバックというよりはサイドバックって思ってたからオーバーラップとか色々分からないなりにやってたんです。


その小学生の時の試合を僕の父が動画でいつも撮影してくれてまして、昨日久々に見たんです。


そこで思ったのは



1.スペースは広大だということ

2.プレッシャーはバックラインであればほぼ皆無

3.身体的な成長、精神的な成長をしなないとそれは分からないということ


多分僕がサッカーを小さい頃よりも色んな面から見れるようになったから分かったのかも…なんて思うんです。


ここで1つ疑問に思ったのは




何故子供がひらめくような練習をしないのか


ということ。


一度機会があって少年サッカーチームのコーチと練習参加アンドお話っていうことがありまして。


今大学2年生の僕はどこを目指してるとかそういう話はしないでっ!?


まぁそういう機会がありましてね、4vs4+フリーマンの練習があったんです。


フリーマンは攻撃側、必ず攻撃してるチームは一人多いっていう状況。


その中で、たまたま上手くいったプレーを褒めるコーチを見ました。


その時は「あ、このコーチは褒める人なんだな」くらいに思ってたんですけどね。


そのあとたまたま上手くいったプレーをした子が今度はミスをしたんです。


そしたらそのコーチは





「なんでそのプレー?もっと他に安全なところあるじゃん。考えろよ」


と言ったんです。その子の意見も聞かずに。


その後僕も参加して色々練習させてもらった後に、その子のところに行って聞いてみたんです。


「あの時何を考えていたか」


そしたらその子は相手守備ブロック、スペース、ゴールまでの距離をちゃんと分かってて、理にかなった選択をしてたんです。けどそれは味方との意思疎通が出来てなくてパスが外に流れてしまった。(図解にしたかったけどしっかり覚えてなくて出来ません)





いやめちゃめちゃいいアイデア



ほんとに、図解にしてないから伝わりづらいと思うんですけどすごくいいアイデアだったんです。


ただそのコーチは意図を聞かずに「ミスはミス」とした。


小学生にとって「意図を持たぬいいプレー」より「意図を持ったミス」の方が僕はいいと思うんです。


チャレンジさせてあげる。選択肢を増やしてあげる。そこにどういう意図があるかを見出してあげる。


これってサッカーだけじゃなくて受験とかでも同じじゃないですかね?


意図を汲み取ってあげる。そのミスはどうして生まれたのか。っていうことを考えていく子供が増えて行くことを願ってます。


そしてその子達が将来の日本サッカーを担っていくといいな



では!!