ムチェルの塩釜焼き

不真面目に真面目で時に気まぐれ

ハンドル

はいはいやって来ました、ボランチ論2回目。論ってほどじゃないですけどごゆるりとお付き合いください。


第1回目はこちら
舵取り - ムチェルの塩釜焼き



はい、こちらの続きですので読んでない方は是非こちらからお願いします。













読んだ?読んで来た?


では進めましょう。


前回の「ボランチの選手が急にシュートして枠外に外すシーンって見ません?」


という答えから。


これって特にバランサータイプがやるんですが、チームの攻撃がシュートで終わらない時のメッセージだと僕は思うんです。


シュートで終わろう。攻撃をやりきろう。バランサータイプのボランチは後ろの負担を考えつつ攻撃に参加する。これが出来るのがヴェルディ橋本英郎


いや彼はすごいなと。ガンバの時もここぞって時に出てきて、守備の時のファーストプレスも強く行ける選手っていうのは分かっていたんですがね。

ヴェルディで見た橋本は、年齢的にも若いとは言えないが途中交代というフレッシュな選手の役割をこなす。さらにピッチ上の監督としてチームを中心で支えるコアになる。


よりいっそういぶし銀になり、玄人好みの選手になりましたよ。


(最近ヴェルディの話ばっかだな)


僕昔はむちゃくちゃ嫌いだったんですよボランチ。目立たないし、別に面白くもないし、つまらないしね。


けどボランチって1番頭使ってて、1番出来が試合に影響されると思うんです。


だって、FWが悪くても守りきればドローだし。DFが悪くても点取れば勝てるかもしれない。


でもボランチが悪いと攻守ともにどこかで綻びができる。


だからボランチを強化した磐田は勝てるようになったし、レオシルバというJ最強のボランチを失ってしまった新潟は降格という結果に陥ってしまった。


そんな僕がボランチを見る時に必ず重要視するのが平均ポジション
これはDAZNではよく出ますよね。磐田サポーターの場合どこかの41番のポジション気になると思うんですけど笑



なにか上手くいってない時、実はボランチは前がかりになっててカウンターのピンチがあるかもしれない。ボランチのポジションがしっかりチームの中心にある時は、案外試合内容悪くなかったりもするんじゃないですか?



もちろん色んなタイプのボランチがいますが、平均ポジションを気にしてみてはいかがでしょうか。



あくまで個人の意見や感想なのでちげえぞ馬鹿野郎とか言わないでください。



では今回はこの辺で!





PS ヴェルディ頑張れ


入れんの忘れてたぞ!


Cool Japan - スズキのアクアパッツァ


最高のツンデレーション。 - サーモンのカルパッチョ。

舵取り

どうもこんにちは。今日も今日とてブログ書いていきたいと思います。(いやほんとお前ムラありすぎるだろ!とか言わないでください。)



まぁ今日も個人の意見としてバカみたいに書きます。今日は僕が現役だった時のポジションだったボランチについて書いていきたいと思います。



実は記事(記事とかいう大層なものじゃない)にはしてなかったんですが、ルヴァンカップ決勝にもお邪魔してました。(写真貼っときます)



この視点から見るとわかるんですが、セレッソの両ボランチの運動量が半端なかったんです。特に ソウザ 。85分になってもチェイスをし続け、最後のカウンターでも逆サイドにきっちり走り込んで最後はGKを交わしてダメ押し弾。正直スーパー。いやハイパーでした。サイヤ人で言うと最終形態。


セレッソのチーム戦術としても素晴らしい戦い方だったんですが、ここぞっていう時に狩れるボランチ。そして狩れるまでの過程で犬のように追いかけるボランチ。これを山口とソウザで完璧にこなしていたんです。



ここいらで磐田のあの方に触れないと「サポーターやめちまえ!」とか言われそうなのでうちの8番にも触れていきます。



ムサエフ
今期最大の補強と言っても過言ではないムサエフ。彼の特徴は、90分になっても全力でカバーに行ける走力、セカンドボールへの読みとアプローチの速さ。去年は宮崎がそのプレーをやってくれていたんですが、やはりフィジカル面で若干不利になってしまうことがあった。それすらもカバーしてくれていますね。


僕個人としては、こういう「ハンター」タイプのボランチが好みなんです。極論言えば元ミランガットゥーゾくらいが好み。


2ボランチの片方がそれをやることで、相方は伸び伸び攻撃できる。決して守備をしてないというわけじゃなくて、攻撃に重点を置ける選手の良さを伸ばすことが出来る(ミランをそんなに見てないから分からないけどピルロのイメージがそんな感じ)


川辺もそう。ムサエフが守備に重きを置いてくれるからあれだけ前に出れる。最近出てこなくて「ん?」ってなってるけどね。


「ハンタータイプ」
ボールを狩りにいくボランチ

「バランサータイプ」
バランスを取りつつ、チームの頭脳になり足になるボランチ

「ゲームメイクタイプ」
ボランチのポジションからロングボールなどで流れを持ってくるタイプ

「シャドー系タイプ」
ボランチのポジションから前に出ていって、相手のギャップを突く選手


この4種にボランチを分けた時、僕が必ず注目するのは「ハンター」と「バランサー」


チームの勢い重心が前になっている時、ハンターやバランサーはどうポジションを取っているのか。ボールを持った時どういうプレーをするのか。


これを重要視しながら現地で見ると、

「だからカバーが早いのか」
「だからセカンドボール拾えるのか」
「だから今シュートをしたんだな」

ということがわかるんです。


ボランチの選手が急にシュートして枠外に外すシーンって見ません?


あれって案外意味があるんですよ



その意味を書くのはまた今度……

ボンドか接着剤か、はたまた糊か

ひっっっっさしぶりの1日二回更新!サボってた分ちゃんとやれっていう声は聞こえず、やる気を失ってたなんて死んでも言いません。


なんでこんなやる気になったかというとですね


http://aokuro-keyaki.hatenablog.jp/entry/2017/11/24/183046


超個人的FW考 ①ideal - スズキのアクアパッツァ


個人的に仲良くさせてもらってて、サッカー観大好きなお二人がブログを更新し始めたからです!!


いつも参考にさせてもらって、勉強になっております。


そんな感じでモチベーション上がった今回は



個人的に補強したい選手



を勝手に上げて勝手に書いていきたいと思います



まず一人目

田中裕人


愛媛にレンタル中ですね。田中裕人。正直一番戻すべき選手なんではないかと思ってます。


守備的なボランチがムサエフしかいない。CBのバックアップが不十分。さらにうちはユーティリティな選手が少ないという欠点を彼一人である程度補うことが可能になるのではないかなと。


愛媛でCBをやり、MOMを取っていることもあるのでここは必須だと思っております




二人目

矢野貴章


ずーーーーーーっと欲しいって言ってました!小学生の頃にジュビロのスクールに通い、浜名高校に通っていた矢野貴章。左サイドバックとして、また川又のバックアップとして完璧な補強なのでは?という声がチラホラ聞こえてきております。


宮崎が悪いとは言わないが、彼にはないフィジカル面での強さがある。新潟がJ2に降格した今、取りに行くべきなのでは?



三人目


松原后


正直ここは厳しい。けど欲しいのは事実。いやいい選手なんですよ。元磐田で清水に行ってしまったことはもう水に流して、磐田でやらないか?いや語る必要なし。ここは取れたら大きすぎる。



四人目


菅井直樹


仙台はいい選手が多いんです。ほんとは永戸っていう選手が若くていいんですが、現実味がないので菅井で。いやこの選手もね、ユーティリティなんです。右サイドバックボランチ、下手したら左も出来るんじゃないかな?クレバーオブクレバー。正直菅井はオファー出しそうな気もしてる。





とりあえず今一番僕が思うのはこの四人ですね。これからまた増えるかもしれないですし、「この選手とかどう?」って言ってきてくれればすぐにでも書きますよ!はい!



他サポの方、これ別になんのソースもなく欲しいなー!って言ってるだけなんで、ふふんくらいに流しておいてください。ほんとならメッシとか欲しいです。はい。




では今日はこの辺で!

分かれた明暗 勢いと地力

実は実は、柏戦の次の日のJ2最終戦に行ってまいりました


はい、味スタですね。


ヴェルディvs徳島ですね。


スペイン人監督対決は肩入れせず見ようと思っていたんですが、ヴェルディサポーターからのチケットだったのでヴェルディをバッチバチに応援。


試合内容というか個人の雑感だけ書きますね。


この試合を見る前は「渡が怖いな〜」とか、「ドゥグでかいな〜」とか言ってたんですよ。


しかししかし!






この試合の主役は!!!






梶川諒太だった!!




いや安西幸輝とか安在和樹とか柴崎貴広とか平智広とかいいのはいっぱいいたんですよ。井上潮音イケメンだし。



いやいや梶川はすごかった。ボレーの蹴り方、インステップでのインパクトでバックスピンをかけ、絶妙な強さでスルーパスを出す。セットプレーでの精度も高い。いやはやあれが2011年にヴェルディ特別指定選手として登録されただけある。



正直サッカーで言ったらね、スライド遅いし精度が所々良くないし、なんかよくわかんないパスミスするし強いとは言えないのよ。(上から目線でごめんなさい)


けどね、サポーターの熱量。チームの「勝つぞ」っていうメンタル。取るべきところで取ってくる得点力。


これがもうすごかった。磐田サポなんだけど周りに巻き込まれてむちゃくちゃ声出した。


コールリーダーの雰囲気も良くて、池内大先生の素晴らしいジャッジにブーイングが起こった時も



「俺たちの声で後押ししよう」



これを笑顔で言ってくるんですよ!まぁイケメンってのもあるんですが!




※書いてる人は男です



あの人すげえ、ぜんっぜんしらないけど。すごく好き。



兎にも角にもヴェルディは勝利。無事プレーオフ進出。


一方徳島はプレーオフがするりとこぼれ落ちていく結果に。


三年前はこんな辛く苦しく、勝ちが難しいリーグにいたのかと思うと涙が凄く出そうでした。





同じ写真じゃねえか!とか言わないでください。



とりあえずヴェルディはおめでとうございます!あと二試合、頑張ってください!決勝味スタならお邪魔します!!



では!!!

課題と結果の狭間で

いやいやいや、今日は大変でした。


今日は試合内容には触れず、磐田のことだけを書きますね。



まずは守備。スリーバックに戻していざ勝ちに行くぞ!っていうのは伝わったが、蓋を開けてみれば前線のアタッカーに裏を散々狙われる。


セカンドボールも拾えない。ムサエフの奔走ぶりは分かるが、無駄走りにしかならず。駿が何かをしたかと言えば後半のゲーゲン気味のプレスだけ。


ムサエフがボールを取りに行った後ろのスペース。ここがぽかんと空いて中川に使われるというシーンが何個かあった。


ただしここで終わらないのが柏。クリスティアーノがこのスペースに降りてくることで、外のハモンと伊東純也が裏にばっしばし走ってくる。それによってオウンゴールも生まれてしまった。


そして外2枚、宮崎に変えて大貴。意図としてはフィジカル面だろう。いやここもひたすら精度が悪かった。パスが欲しいところに来なかったのは同情するが、トラップやセカンドタッチが伸びるシーンが目立つ。


そして今日は前半も後半もアダの仕事量次第だった。前半はほぼ何も出来ず、ボールも収められない。前を向くことも多くなく、なんの脅威にもならなかった。



後半、メンタルがやられたのであろう渚に変えて、ブレイク中上原力也を投入。4バックにすることで4-2-3-1という外のケアを強く敷く戦術に変えた。


ここからがアダイウトン劇場の始まりだった。


スペースを与えたアダは水を得た魚のように縦への突破を何度も敢行。マッチアップしていた小池はスピードにそもそもついていけてなかった。


色々ファールか?とか言いたくなることもあったが、僕個人としてはアダイウトンのプレーに見とれていた部分もある。


そして松浦。ギャップを突くことを徹底。周りの潤滑油になり、相手の嫌なところでボールを受けていく。縦が空いたら突破を試みて、これこそが松浦の真骨頂なのではないかと思えた試合だった。


今日の俊輔、川又に関してはあまり言うことは無い。いつも通りと言えばいつも通り。何か変化があったかどうかと言ったらない。



全く悲観する内容ではない。アジアは遠のいたが、まだシーズンが終わったわけではない。もっと高みへ。もっと上へ。


残り2戦。勝って終わるぞ

クレーター

一月まるまる空きました!サボっててすいませんでしたぁ!!!


クレーターってのは月が空くってことで適当につけさせてもらいました。



さて、10月。ダービーだったり新潟戦だったり天皇杯だったり。色々ありました。



ダービーでは圧勝。新潟戦は勝ち点1をゲット。天皇杯は運を味方にできずに敗退。



一喜一憂、いろんな感情があったと思います。



そんな中、10月を締めくくる横浜戦。天皇杯で負けてシーズントリプル食らうかもしれないという状況。



さーらにさらに怪我人が増え、累積が溜まり、疲労もたまり、ストレスもたまり。すごい溜まってる。



祥平を出停で欠いた中で始まったマリノス戦。


敵はなにか。マリノスか?主審か?いやいや



水たまり!



PKでの失点。宮崎のパスが水たまりでストップ。かっさらわれて突破され、森俊たまらずファール。


カミックが止めるもしっかり詰められ先制点献上。



その後川又のストライカーらしいゴラッソが決まり前半は終了。



後半。この試合の主役はここからだった。


上原力也、21歳。


はっきり言おう。力也こそが磐田のセンターラインを担っていく存在になると。


駿にやってほしいこと。俊輔にやってほしいことを彼1人で出来ていた。


シュートの意識もありポジショニングもよし。あとはムラをなくすだけだ。


最近の磐田は守備の連動性が取れてきていて、川又がプレスに行ったあとの後ろのプレスの早さと目的が外から見ててもわかる。



そのお陰で二点目が取れたと言っても過言じゃない。



そんなこんなであとは水遊びの時間。
なんとかマリノスに勝利。



やりづらかった。苦手意識もあった。不安もあった。それを雨が流してくれた試合でした。



さてさてまた今までの磐田のことはこれからちょくちょく書いていきますね。


ひっさしぶりに採点するよぉー!


カミン 6.5
PKストップは見事、弾く方向などは仕方なし。雨の中で出る出ないは難しかったかもしれないが、しっかり出ていく判断をした。これからもよろしく。


森俊 6.5
PKファールは怒れない。怪我のリスクがある中でしっかり戦ってくれた。


健太郎 6.5
要所要所はしっかり締める。セットプレーでも可能性を見せ、やはりうちのディフェンスリーダー。250試合おめでとう


大貴 5.0
遠藤渓太にやられすぎ。奥さんの料理食ってるんだから頑張ってくれ…


渚 6.0
ちょいちょい攻撃センスを見せた。力也へのパスなど判断もよし。クロスになんの工夫もないのは来年の課題。クックパッドくらいちょい足しが出来るといい


宮崎 5.5
不運とはいえあのパスは良くない。前を向きつつしっかりリスクヘッジは出来ていた気も。ただやっぱりウイングバックかな?


ムサエフ 6.0
ミドルシュートの可能性が0。シミュレーションも下手。隣のサポーターに言われるぞ!演技下手!って


アダ 6.5
水たまりピッチにいちばん早く順応。ドリブルができなくてもスピードは落ちない。あのプレスも最高。その後確実な川又に任せたのも好判断。


俊輔 6.5
チャンスメイク等々はいつも通り出来ていた。しかし彼の今日の目標はハットトリックチャレンジだった。あとはバーだけだったね。


駿 5.0
いたの!?まじで!?いや絶対いなかった。言っておくけど最近の駿に契約更新しようとは思えないぞ。NHKの受信料かよ。


川又 810点
さすがのドッピエッタ。磐田のエースはお前や!水たまりのピッチに最後まで順応できずにボールをおいてけぼりにしてたね。怪我してるんだから休ませればよかったんに



力也 9.0
今日で完璧に心を掴んだ。出てくるタイミング、シュートへの意識。パスの質。全てにおいて高水準。ただ守備の印象はあまりなかったので、そこを極めればって感じ。



ペロさんと昌也は締め要因ということで今日は何も言わない。水遊びどうだった??






最近ブログサボり気味というか、しっかりサボってたのでこれからまたちょくちょく頑張っていきます。書いてほしいことがあればぜひ言ってください。





P.S.湘南J2優勝おめでとうございます!!



では!

オグシオペアは塩しない

なんですか?今日の試合は。お粥みたいな試合でしたね。どうもこんばんは


東京のサッカーに付き合ったと言うべきか、決定力以前のシュート意識の低さ。


バイタルまではいい。そんな言葉かけるのは弱いチームだけ。シュートの意識、フィニッシュへの布石、一人一人の精度。言うことはいっぱいあります。


ただディフェンスリーダー大井健太郎がいない、さらに久々の4バックの中課題だった失点数減少はクリア。クリーンシートという結果を残した。


ムサエフの今日の運動量は素晴らしく、いつになくダイナミズムで、これがボランチだと見せつけた。


疲労はあったかもしれない、まだ山田はフィットしてないかもしれない。それでも酷すぎた。あまりに相手に合わせすぎた。


勝たなきゃ上に行けないという試合で、球際への1歩の遅さ。シュートの少なさ。前線のプレスのかけ方。これはいただけない。


DAZNはこれから見ますけど、きっと山田は消えているでしょう。


怪我人が増えて、疲労が蓄積していく中トップパフォーマンスで走れる選手はこのあと少なくなっていく。


そのきつい状況の中で誰がいちばん走れるか、誰があと一歩いけるか、誰が丁寧にプレーするか。


もう1度自分たちの立場を考えよう、うちはまだ優勝争いできるチームではない。力はあるのにメンタルがないと言っても過言じゃないチーム。


最後の最後まで走れたチーム、最後までゴールを目指さないチームは優勝はない。それをもう一度全員で考えていきたい。